日本の領土を侵略しようと狙う邪悪な隣国に対し、日本国民の代表者である菅総理は、中国・ロシアに媚びた態度ではなく、命をかけて日本の国土と国民を守り抜く精神で対応しなければならない。
日本の国土と国民を守れない今の菅民主党は即刻退陣してもらいたい。
そして、外圧に負けない武士道の国らしい総理の出現を待望する。
産経抄2010.11.16 03:16より
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101116/trd1011160317001-n1.htm
きのうの朝、数日ぶりに地下鉄駅の構内でごみ箱を見かけた。APECの警備上の理由で、撤去されていたものだ。横浜みなとみらい地区も、全国から集結していた警察官が引き揚げ、落ち着きを取り戻しているだろう。
▼それにしても、いくら菅政権が成果を強調しようとも、鳴り物入りの政治ショーは、むなしさだけを残して終了した。日中首脳会談で、悠然とかまえる中国の胡錦濤国家主席に対して、おどおどとメモを読み上げる首相の姿が、現在の日本外交の絶望的な状況を象徴している。
▼中国側は、正式な会談の位置づけすらしなかった。ロシアのメドベージェフ大統領に対しても、北方領土・国後島訪問について抗議したとはいえ、「日本固有の領土」の言葉さえ、口にできなかったという。
▼一方週末からきのうにかけて、スポーツ界の吉報が相次いだ。男子ゴルフの石川遼選手が今季3勝目を挙げ、フィギュアスケートのGPシリーズでは、村上佳菜子選手が初優勝した。何より女子バレー世界選手権での、日本の銅メダルがうれしい。
▼世界ランキング1位のブラジルをあと一歩まで追いつめた準決勝、2位のアメリカに逆転勝利した3位決定戦、どちらも手に汗にぎる白熱戦だった。かつて「東洋の魔女」たちが編み出した「回転レシーブ」は、高さでまさる外国選手の強烈なスパイクを、片手の甲だけで拾い上げる離れ業に進化していた。まさにバレーボールの醍醐味(だいごみ)である。
▼32年ぶりのメダルと聞いて驚いた。物事にはすべて大きな波があり、苦しい時代が長く続いても、努力次第で抜け出す機会があることを教えてくれる。日本外交も低迷を脱する日が、いつかやってくると信じたいが。