西村眞悟元議員のブログより「眞悟の時事通信」2010年11月17日には、北朝鮮と民主党;旧社会党、自民党の金丸一派から始まり、現在もつながっていることを示されている。
官民主党政権になってから、拉致問題がますます進展無し。拉致被害家族会は、まだ、柳田担当大臣に一度も会ったことがないことを、17日の関西TVスーパーアンカー生放送で、青山繁晴さんが呆れて言っていた。
朝鮮学校の無償化を決める3日ほど前に、国会に拉致被害家族会を呼んで、教科書無償化の意見を聞いていた。
拉致問題を問題無きような北朝鮮に都合の良い教科書で反日教育を行っている朝鮮学校に対し、拉致被害者家族会は、日本国民の命に関わる大きな問題であり、国益に沿わない反日教育を行う学校に日本の税金を投入することは反対されていた。各党の委員が参加してこの声を聞いた後で、教育内容は関係がないので無償化を早々に決めた。家族会は、当然抗議されている。
民主党は、やはり西村眞悟さんの言われるとおり北朝鮮とつながっている。朝鮮総連が、民主党の支援団体になっている。西村眞悟さんのような議員が中心となる政権樹立を1日も早く実現し、日本の国民の命を守る国にし、拉致被害者全員を1日も早く取り戻したい。
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「眞悟の時事通信」2010年11月17日より
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=569
左翼政権と十一月十五日
本年も、十一月十五日が来て過ぎていった。
新潟で、横田めぐみさんが拉致された日だ。
本年も、助けることができずに三十三年が経った。
それを思うと、ある種の痛さが、身のなかを走る。
ご両親の悲しさ、やるせなさ、わびしさを思うと顔を上げられない。
思えば、北朝鮮の日本人拉致を独裁者の金正日が認めてから、やっと、我が国の左翼も北朝鮮による拉致を認めたのだ。
さらに、振り返れば、我が国の左翼は、朝鮮戦争は、南の韓国がアメリカと共に北を侵略した戦争であり、大韓航空機爆破は韓国の謀略であるという公式見解をつい最近まで維持してきた(現在、変更されているかどうかは知らない)。
我が国の左翼は、韓国を「軍事政権」で人民の自由を奪い抑圧している体制であると非難し北朝鮮と親密な関係を築いてきた。
今でも、昭和四十年代から五十年代の韓国の軍事政権を告発する岩波新書の「韓国からの通信」(T・K生)や記録映画「ユンボクの記」、歌「イムジン川」を想い出す。
そのうちに、自民党の利権派が、我が国に最後に残った「戦後の旨味」である北朝鮮の「戦後賠償利権」の匂いにひかれて北朝鮮との親密な関係を求め始めた。
自民党政権にとって、北朝鮮との国交樹立は「戦後最後の外交的課題」であるとともに、「戦後最後の賠償利権」だった。
ここに自民・社会の超党派の北朝鮮シンパ勢力が生まれた。その象徴が金丸・田辺訪朝団だ。シンパ集団には当時の与野党の幹部の多くが名を連ねている。
そして、当時のシンパ集団の事務局長クラスだった自民党若手が、今の民主党幹部になっている。
加えて、当時の韓国の「軍事政権」を非難するなかで育った北朝鮮派が、今の民主党内閣の総理、官房長官そして閣僚になっている。
彼らにとっては、韓国の「軍事政権」を非難することが「自由を求める良心的な政治活動」だった。だから、韓国でスパイとして捕まった日本人拉致の首魁であるシン・ガンスの嘆願運動を展開するのは当然のことであり嘆願書に署名して韓国に圧力をかけるのが「正義」だった。
これが彼らの政治活動の原点である。
北朝鮮による拉致された日本人救出問題は、我が国の、このいびつな、まことに歪な、政界とマスコミ界のなかで封印されてきたのである。
特に、韓国を軍事政権と非難し、本当の軍事政権である北朝鮮を賞賛し、日本人を拉致していたスパイ・工作員の自由を求め、拉致された日本人の自由を無視してきた、現総理や官房長官や一部閣僚が、北朝鮮による日本人拉致を認めたのは、小泉訪朝により金正日が拉致を認めてからである。
しかし、これは「認めた」のではなく「否定することができなくなった」だけである。
そして、政治家としてこのような育ち方をした者達、つまり左翼が、我が国の政権の中枢を握っているなかで十一月十五日を迎えていたのだ。
特に総理大臣、官房長官、拉致担当大臣、彼ら左翼は、この日、何を思ったのだろうか。
改めて、拉致などは「でっち上げ」と、彼ら左翼から非難されるなかで、娘であるめぐみさん救出、恵子さん救出の街頭署名運動をされていたご両親の姿が想い出される。
そのときと、同じ、「無視」という無関心な状況がきている。
以上、拉致問題に関して左翼は、韓国を軍事政権と非難し、本当の軍事政権であった北朝鮮を賞賛していたと述べた。決して過去の話ではない。彼らは今、我が国の政権にありついている。
次に、もう二つ、左翼の特質をあげる。
それは、自分が人を批判する時には、あることないこと情け容赦しないが、自分が批判されることは極端に嫌うということである。
また、権力を敵視し国家を敵視するが、自分が権力を握り国家を牛耳れるようになれば、とたんに権力を乱用する。これが左翼、共産主義者の特徴である。
後者については、大はスターリン、毛沢東、小は民青活動家、日教組のドンとちんぴら、菅、仙谷と皆同じ。
そこで、菅や仙谷が、国会の委員会で広げていた資料をマスコミに撮影されたり尖閣の映像が海上保安官により公開されたことに極端な拒絶反応をしていることに関して述べる。
これが、左翼の特色である。
左翼は、自分が批判されることを嫌う、従って、その批判を封印するために権力を乱用する。乱用して何をするのか。言わずと知れた言論統制である。
本日の産経新聞朝刊に、仙谷が国会内で広げていた尖閣の資料を望遠レンズで「盗撮」されたと騒いだことが指摘されている。この騒ぎは、仙谷が言論統制によだれを流す典型的左翼であることを示しているのだ。
同じ紙面に、航空自衛隊入間基地の航空祭において自衛隊を支援する航友会の会長が挨拶で民主党政府批判に言及したことに北沢防衛大臣が「激怒」し、基地内での民間人による民間人の政権批判の封じ込めを求めた事務次官通達を出したと報道されていた。さらに、現内閣は日中首脳会談の内容を隠しているという。
なに、あれだけ、乞食のようにねだって会ってもらった首脳会談の内容を国民に隠す!
さらに、こともあろうに、この我が国で、民間人の言論を統制するだとー!
やはり、こいつらおかしい。
入間基地祭での、航友会会長の挨拶は、正しい!極めて正しい!この正しい言論が守られることが、我が国の政治を前進させる。
この言論を統制するだとー!
この左翼反動め!
航友会会長の言うとおり、菅はじめ仙谷、民主党内閣、
速く辞めろ!
辞めてから中国共産党の「言論統制」を学ぶために留学でもしてこい。ついでに、国籍も中華人民共和国にしてもらえ。
ところで、批判するのを好むが批判されるのを嫌い言論統制を好むのが左翼の特色だと述べたが、自民党出身で、この特色にぴったり当てはまるのがいる。
言わずとしれた、人民解放軍野戦軍司令官だ。
(実は、実質は上等兵以下、本当の野戦場では逃げて居ない)
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西村眞悟さんの著書