2010年10月29日金曜日

ビビアン・スーさんの涙の訳は東京映画祭で中国の傲慢な押しつけと恫喝

エンタメ好きの日本のテレビは、ビビアン・スーさんの涙の訳を一切報道していない。やはり日本のマスコミは、中国のご用聞きか。
主催者の実行委員会や台湾代表団に対し、ビビアン・スーさんら台湾代表団の「台湾」を「中国台北」(「中国台湾」より矮小化した呼称)に変えろ、尖閣反日デモを行うなどと要求圧力を掛け、受け入れられないと知るや映画祭ボイコット宣言で主催者を威圧し、台湾代表団をトラブルメーカーに仕立て上げようとするなど(宣言後もしっかり参加しているが)、大騒ぎを演じたのが江平団長(国営中国電影集団公司副総裁)だ。
中国の江平らのヒステリックな態度にたじろぎながらも、「私は台湾人だ」と叫んで要求を拒否した台湾代表団長の陳志寛・行政院新聞局電影処長だが、いまや台湾では民族的英雄だ。
舞台挨拶には参加したビビアン・スーさん達台湾関係者は、ネットなどでこのことを知った多くの日本人たちが台湾を応援した。台湾代表団長の陳志寛氏は、台湾の空港で涙を流したのは、こうした日本人が台湾を応援してくれることに対してだった。親日の台湾と日本は関係強化を図り、傲慢な侵略国家中国に対抗していかなければならない。
 東京国際映画祭の「台湾電影ルネッサンス2010」で記者会見する女優のビビアン・スーさん=24日、東京都港区の六本木ヒルズ
 東京国際映画祭の「台湾電影ルネッ
サンス2010」で記者会見する女優のビ
ビアン・スーさん=24日、東京都
港区の六本木ヒルズ


今や英雄となった陳志寛氏

台湾代表団は日本人から大歓迎を受けた

詳しくは、台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏のブログを見てください。

大騒ぎを演じたのが江平団長(国営中国電影集団公司副総裁)
http://www.youtube.com/watch?v=szExrr9Hnq8&feature=related

【傲慢中国】映画祭の政治利用と、共犯となった日本メディア【桜チャンネルより】

http://www.youtube.com/watch?v=FkFclTNeFJ4&feature=youtube_gdata

産経抄より2010.10.27 02:57

台湾の女優、ビビアン・スーさんが「きのうの私はすごくきれいだったのに…」と舞台あいさつで涙ぐんだ。東京国際映画祭の開会式で呼び物になっているグリーンカーペットを歩いての顔見せに参加できなかったのである。邪魔をしたのはもちろん、あの国である。
▼中国側が、難癖をつけたのはパンフレットの表記。「台湾」を「中国台湾」と変えよ、と開会式直前になって言い出した。あげくの果てには尖閣問題を持ち出して“ミニ反日デモ”を持ちかけたが、台湾側が断ったのは立派だった。
▼結局、台湾は開会式に出席できなかったが、立派でなかったのは、日本の映画関係者である。なぜ、主催者や監督、俳優の誰一人として彼女らをグリーンカーペットに引っ張り出さなかったのだろう。中国市場から締め出されるのを恐れて黙っていたのなら、夢を売るのが商売の映画人たる資格はない。
▼中国には言論の自由はない。そんな国でデモをするのは、文字通り決死の覚悟が必要だが、反日デモは例外だった。共産党にとって若者が愛国心に燃え、「小日本打倒」と叫んでくれるのは、一種のガス抜きになり、何より対日カードとして使えたからだ。
▼きのうも重慶市内で1千人規模のデモが行われたが、どんどんやってくれた方がいい。「日貨排斥」といっても安月給の彼らには、高い日本製のテレビや車はもともと手が届かない。心ある日本人が中国製品を買わなくなるだけの話だ。
▼デモの効用はまだある。「愛国無罪」のはずの行為を当局が厳しく取り締まるほど、共産党のご都合主義と自由のありがたみが身にしみてわかるだろう。ひょっとしたら女性の涙とデモがあの国を変えるかもしれない。
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産経ニュースより2010.10.25 19:47

23日に始まった東京国際映画祭で、中国代表団が東京都内での開幕イベントをボイコットしていたことが25日分かった。中国側が映画祭に参加した台湾の名称について、中国への帰属を示す「中国台湾」などに改めるよう突然要求、台湾側が反発して、関係者が一時言い争うなどしたためで、台湾の映画関係者もイベントへの参加を一部見送る事態となった。
関係者らによると、ゲストとして招かれた中国代表団の江平団長(国営中国電影集団副総裁)が開幕式直前に、パンフレットに「台湾」との記載があることを取り上げ、台湾代表団の陳志寛団長(行政院新聞局電影事業処長)らに「中国台湾」とするよう要求して騒ぎ始めた。
江氏は、「あなたたちは中国人だろう」などと大声で詰め寄ったが、陳氏は「私は台湾人だ」と述べ、芸術活動に政治を持ち込まないよう反論した。
台湾関係筋によると、中国側は、沖縄・尖閣諸島の領有権問題も持ち出し、中台の映画関係者が連帯してグリーンカーペットを歩く“ミニ反日デモ”まで提起したという。台湾側はすべて拒否したが、騒ぎが長引いたことで、台湾の女優ビビアン・スーさんらがグリーンカーペットを歩く機会を逃した。
さんらがグリーンカーペットを歩く機会を逃した。





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