2010年11月26日金曜日

民主党の全体主義の体質が出た航空祭の民間人の言論弾圧に発言者猛反発!

民主党の中国共産党と同じような全体主義政権の体質を露呈した、航空祭の民間人の民主党批判封じ込みのための言論弾圧とのとれる通達に対し、発言者の荻野氏が「言論の自由」を守るため全面対決すると宣言した。また、参院自民党が「言論弾圧通達検討プロジェクトチーム(PT)」を設置して通達撤回まで追求することを決めた。民主主義を守るために当然の処置であり、自民党は良くやってくれたと思う。
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産経ニュース2010.11.19 00:17より
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101119/stt1011190025000-n1.htm
民主党の体質を露呈した航空自衛隊入間基地の航空祭=3日、埼玉県狭山市
民主党の体質を露呈した航空自衛隊
入間基地の航空祭=11月3日、埼玉県狭山市

防衛省通達問題の当事者、入間航友会

会長が激白「日本をつぶす気か」



 防衛省が、自衛隊施設内での民間人による政権批判発言を封じ込める事務次官通達を出したことが、国会で大問題となっている。こうした中、きっかけとなる発言を行った民間団体「入間航友会」の荻野光男会長(88)が17日、夕刊フジの単独取材に応じた。荻野氏は「自民党政権時代から、自衛隊や政治に苦言を呈してきたが、今回突然、民主党政権が言論封殺に出てきた。民主党は『言論の自由』を奪い、日本をつぶす気なのか」と激白した。(夕刊フジ)


発言要旨:「菅政権潰して自民党政権に」最後に記載あり



 荻野氏が注目の発言をしたのは今月3日、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で開かれた航空祭でのことだ。地元病院の理事長で、1962年に自衛隊を後援する「入間航友会」を立ち上げた荻野氏は、途中から30年ほど同会会長を務めている。例年同様、約3000人の招待客の前であいさつした。
 これを伝え聞いた北澤俊美防衛相ら政務三役が激怒して、前代未聞の次官通達に発展したというが、今回の通達について、荻野氏は「とんでもない話だ。『民主党よ、ふざけるな!』と言いたい」といい、こう続けた。
 「私は以前から、原稿なしで自由にあいさつしてきた。自民党政権時代も、民間人の立場で、自衛隊や、当時の政治に対する思いのたけを述べてきた。さんざん苦言や文句も言ってきた。航空祭には、自民党の大臣や議員もたくさん来たが、これまで一切抗議はなかった。それが、政権交代した途端、民主党は『批判するのはケシカラン』と言い出した」




 次官通達は、荻野氏の発言を、自衛隊法などの「政治的行為の制限」違反との誤解を招く「極めて不適切な発言」と断じたうえで、(1)政治的行為と誤解されることを行わないよう参加団体に要請(2)誤解を招く恐れがある場合は参加を控えさせる-などの対応策を指示している。
 民主党政権の逆鱗に触れた荻野氏は「民主党はかつて『徹底的な情報公開』『国民目線の政治』などを掲げていたが、やっていることは正反対だ。私は別に、個人を誹謗中傷したわけじゃない。政権や政党は批判されるのが当たり前ではないのか。現に、あいさつした後、大勢の人が『よく言ってくれた』『その通りだ』と握手を求めてきた」という。
 そのうえで、「民主党は化けの皮がはがれた。このままでは、言いたいことが言えない世の中になる。来年の航空祭でも、私は同じように自由に発言する。国会に呼ばれたら、堂々と出ていく。私は『言論の自由』を守るために、断固として戦っていく」と宣戦布告した。
 これに対し、「影の宰相」こと仙谷由人官房長官は17日の記者会見で、「外部の人がどこまで言っていいのか。『政権をつぶす』とは相当、荒々しいことであるのは間違いない」といい、民間人であっても一定の発言制限は必要だとの考えを示した。
 果たして、国民はどう判断するのか。


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参考:発言の要旨 産経ニュース2010.11.19 00:25より

「菅政権つぶして自民党政権に」

入間航友会会長の発言要旨


http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101119/stt1011190026001-n1.htm

 防衛省が自衛隊施設内での民間人による政権批判発言を封じ込める事務次官通達を出すきっかけとなった民間団体「入間航友会」の荻野光男会長(88)が航空祭で行った発言要旨は次の通り。(夕刊フジ)
 「入間基地航空祭おめでとうございます。普段、国防の任に当たられている自衛隊のみなさん、いつも大変ご苦労さまです。さて、現在の日本は、大変な状況になっていると思います。尖閣諸島などの問題を思うとき、私は非常に不安になるわけであります。早く日本を何とかしないといけない。民主党には、もっとしっかりしてもらわないといけない」
 「領土問題がこじれたのは民主党の責任。『菅政権は冷静だ』といわれているが、何もしないだけ。柳腰外交、中国になめられているなどへの対応がなされていない。このままでは、尖閣諸島と北方領土が危ない」
 「まだ、自民党政権の方がまともだった。一刻も早く、菅政権をつぶして、昔の自民党政権に戻しましょう。皆さんも心の中でそう思っているのでは。民主党政権では国が持たない」

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産経ニュース2010.11.26 01:30より
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101126/stt1011260131001-n1.htm

政権批判封じの防衛次官通達 

参院自民がPT設置 撤回するまで追及



 北沢俊美防衛相らの指示で自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる防衛事務次官通達が出された問題で、参院自民党が「言論弾圧通達検討プロジェクトチーム(PT)」を設置した。25日に開いた初会合では、今国会会期中に通達を撤回しない場合、年明けの通常国会でも通達撤回を求めて追及する方針で一致した。
 PTは山本一太参院政審会長の下、佐藤正久参院議員ら8人で構成。PTは近く、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)の航空祭(3日)で通達のきっかけとなる発言をした民間団体「航友会」の荻野光男会長を招くことを決めた。
 また、防衛省が通達に踏み切った遠因との指摘が出ている民主党の松崎哲久衆院議員の“恫喝”問題も追及。防衛省はPT関係者に、7月の入間基地の納涼祭で起きた松崎議員と空自隊員とのトラブルについて、入間基地側の調査は終えたと説明しており、速やかに調査結果を提出することを求める。



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